こんにちわ。

帝塚山大学 現代生活学部 居住空間デザイン学科 3回生のMと申します。

今回はお忙しい中、5日間という貴重なインターシップの機会を設けてくださり、誠にありがとうございます。

私は学校で主に建築について学んでいますが、家具やオーダメイド商品の製作に興味があり、箭木木工所さんの5日間のインターンシップに申し込みさせていただきました。

現場での実習・見学では、道具の使い方や木材の種類など家具を製作するうえで欠かせない知識について、教えていただきました。木材のお話として、例えば、叩くと良い音が鳴るブナの木に、酸化すると赤紫っぽい色になるウリの木など木材1つひとつに特徴があり、それに合わせて製作するものも決まってくるということを知り、自身の卒業制作の参考にしたいです。

また、現場での家具製作の体験や見学だけでなく、実際のお客様のご要望に合わせた商品提案という貴重な体験をさせて頂く機会がありました。私は、洗面所周りの商品提案を行ったのですが、シンク周りの商品提案だけでも何十通りという種類があり、その中からお客様の要望に合った商品を提供することの難しさを知りました。そして、オーダーメイドの商品を提供する上で、家具に対する知識から積算業務などの複雑なものまで、あらゆる知識が必要となり、お客様と一緒に良い商品を作り出していくことの難しさを知るきっかけとなりました。

自由制作として、職人さんにアドバイスを頂きながら、小物と一緒に飾るminiベンチを製作させていただきました。ベンチのサイズは、縦100mm×横200mm×高さ130mmとなっております。作業を行う際、10尺パネルソーや横挽昇降機といった、学校の授業の中で触れることがない大きな機械の操作を行うことができ、とても貴重な体験を行うことが出来ました。

5日間という短い間でしたが、職人さんの匠な技を身近に見学でき、とても満足しています。ありがとうございました。