初めまして。創造社デザイン専門学校 家具専攻の渡邊太地です。
私はデザインから作るまで全てできる、家具デザイナー兼職人になることを目標にしています。
家具のことを知るため、この箭木木工所さんへインターンシップとして18日間参加させて頂きました。
最初は、工場の雰囲気や大きな機械、職人さんの家具を作る姿にわくわくが止まりませんでした。オーダー家具ということでデザインをすることはありませんでしたが、施工やどんな木を使っているのかなど間近で見ることや触れることが出来てとても楽しかったです。
外へ出るときは、色々な場所へ同行させて頂きました。展示会や木材屋さん、家具の設置やちょっとした打ち合わせ。どれも勉強になる事ばかりで、打ち合わせや現場採寸は自分が担当者のつもりで取り組むようにと教えられ、自分の勉強に協力して頂き、図面製作も指摘してもらって職人さんに伝えるための分かり易い図面の描き方を教えて頂きました。
私はまだ社会に出たことがなく、家具の勉強はもちろんですが、何より社会人とはどんなものか、どれだけ立派に働いているのかが知りたいと思っていました。そのことについては箭木社長から沢山の大切な話を聞かしていただきました。自分はどんな人間になるのか色々考えるきっかけを与えてもらいました。
毎日朝6時に家を出て、夜も学校という今までに無いくらいハードな約1ヶ月間で、最後まで乗りきれるのか心配になったりしましたが何とか乗り切ることができました。社会に出たらもっと厳しいでしょうが、乗り切れたのは、癒やしの劉さんと、優しい職人さんたちと、何から何までお世話になった箭木社長のおかげです。
将来この経験を活かし、箭木木工所さんに負けないぐらいの仕事をし、お互い刺激し合える関係になっていきたいと思います。
良い経験をさせていただいたことに感謝致します。ありがとうございました。