こんにちは。箭木木工所さんのインターシップに参加させていただいた、

嵯峨美術短期大学 デザイン専攻科 一回生のOです。今回大学の講義参加ではありますが、5日間インターンシップを体験させていただきました。

私の学科としてはコミックアートという、コミック調のイラストを一枚の中に表現し、作品を作るといったような平面の作品を作っています。ですが、趣味としてレジンでのアクセサリー作りや簡単な工作をしており、立体的な作品にも興味がありました。

今回箭木木工所さんのところで働かさせていただくことで、趣味程度で行っていた自身の力がどれほど通用するのか、一人では触れることのない大きな機械を扱うことが出来るのか…などを知ること、学ぶことが参加する目的でした。

体験内容としましては、試験実験用の木箱づくりや、納品する家具の出荷準備、運び出し、パネルソウという機械で木材を切断、NCルーターという機械で切断するための設定入力…など様々なことに携わらせていただきました。説明もとても丁寧にしてくださり、分かりやすく、分からないところや聞き間違いがあっても優しく教えていただきました。

そして題にもある卓上展示台は自由制作として作らせていただいたもので、私は持ち運びがしやすいよう組み立て式のものをネットなどを参考に考えました。パネルソウで木を寸法通りに切断し、はめ込む式のものにしたのでNCルーターではめ込むための溝を作るなど、今まで使わせていただいた機械や道具を駆使して作りました。機械の使い方を覚えることができて、作ったものも自分のものにもできるという一石二鳥のような課題で、とても良い課題だと思います!

 

↓自由課題(過程と完成写真)

自由課題 材木

切断した材木

蝶番取付(折りたたみ式に)

完成

 

最後に、この5日間当初の目的であった「知ること、学ぶこと」は本当に沢山ありました。商品の家具を作ることは正確さが求められることや、キレイな家具を作るのにやり直しを惜しまないこと、効率を重視した考え方が大事なことなど、当たり前なことばかりかもしれないのですが身をもって感じることができました。この5日間のインターシップは木工や自身の課題制作などに活かすことができ、私にとってとても貴重な体験となりました。

お忙しい中、5日間大変お世話になりました。ありがとうございました!