あるマンションのクローゼットの扉交換に行って来ました。

今回の現場は特に難しい箇所もなく、比較的スムーズに済みました。

扉の高さが約2mあるので一人で取り付けは傷つけたりする可能性があるので、年配の超ベテラン家具職人と行って来ました。

現場までは1時間ほどかかるところで、自社のトラックに乗って行きます。

その間、特にベテラン家具職人と話すことがないのでほぼ無言、僕もベテランの方もあまりしゃべるほうじゃないので別に嫌な空間ではないです。自分の父親とでもそんな状況だと多分同じですね。他の人は年の離れた方とどんなことを話しているんでしょう?

そんなことを考えていたらトラックのナビが指し示す場所に着きました。しかし、目的のマンションが見つかりません。トラックを停めて周囲を探索すると、マンションの入り口が車の入れない商店街の中にありました。

トラックを停めている所から少し距離があったので、裏口の方にトラックをまわして、そこから搬入することにしました。裏口は駐車場になっていて、そこのドアを長時間開けておくと、セキュリティシステムに引っかかるようだったので、扉を1枚中に入れてはドアを閉めてを繰り返し搬入しました。

正面入り口の方はオートロックで事前に教えてもらった暗証番号を入力すると開くことができました。

こういう秘密を知れると少しドキドキワクワクしますね。

扉6枚をマンションに運び入れ、やっと作業ができるといった感じでした。

事前に見せてもらった現場写真では扉の丁番が付いていた箇所が破損していて、それは修復されているとのことでしたが、現場で見てみると確かに修復はされていたんですが、両端に丁番を取り付ける座金が残っています。

担当の人に電話をしてどうするか聞くと、座金を外してそこの箇所は補修してとのこと。

ベテランの方が座金を外している間、1階に置いてある扉を7階に運んでいると、担当の方から電話がかかってきて

やっぱり座金は付けたままにしてとのこと。部屋に見に行くと座金は全部外されてました。

もう一度付けようとするのですが、座金がビスで留まっていたのではなく、少し特殊なネジで留まっていて

外すのも付けなおすのも硬くて少しやっかいでした。

と思っていたら、また担当から電話、やっぱり外して補修してとのこと。

、、、気をとりなおして、また外して別の位置に新しい座金を付けて穴を補修をしていたところ、また担当から電話。

「どれぐらいかかりそうですか?」

「あと1時間半ぐらいです」

「なにがそんなにかかるんですか?」

、、、深呼吸

 

そのあとは特に問題もなくきれいに取り付けることができました。

座金が取り付いていた穴はもともと棚板を載せるダボ穴だったので、穴の周囲を整えて、ダボ穴でない所はビスキャップというものを被せて見えなくしました。

(上の写真で棚板一枚斜めになってますが、写真を撮った後に直してます。)

そのあとはきれいに部屋を掃除して、荷物をトラックに積んだら終了

帰社してからの遅い昼食となりました

 

おわり(イド