創造社専門学校 産業デザイン学科一年 プロダクト専攻のF.Yです。

 

学校では主にアイデア出しからスケッチ、モデルの作成に至るまでの作業を行っております。

プロダクトの中でも私がやりたいことは、家具や雑貨のデザインです。

しかしながら、私は現場で使う工具も触ったことが無ければ、そもそもそのような場所に出向いたこともない。

もし自分が現場を多少なりとも知っていたならば「このデザインはこういった加工を想定してデザインしました」と説得力のある根拠を用いることができます。

 

こういった経験が大事かと思い、企業実習、そして私がかねてから興味を持ち続けていた家具の製作を中心に活動されている。

箭木木工所様の企業実習を11月16日から12月12日の約一ヶ月の間お邪魔させていただきました。

この一ヶ月を通して思っていたことは物を扱う丁寧さと配慮です。

これは、どこの現場でも共通して言えることかと思いますが、これを直に目の当たりにすると、「あ、そういうところも作業するんだ」という場面が多々ありました。

 

一ヶ月を通して思っていたこと、実はもう一つあるのです。

それは、「やっぱり楽しかった」です。

これは自分の思っていた通りでした。

私が今回手伝わせていただいた作業は、木材を丸ノコで切断したり、練り合わせという接着方法を行ったり色々なことをやってきました。

  撮ってもらいました同じ学校で同じ実習先の相方です

 

そんなことをやりながら「こういう工具があるんだ」と感動したり「この機械すごい」と感銘をうけたり

初めて現場を見るからこそできる感動がとても自分の中では楽しかったです。

 

 

さて、今日は12月10日(木)なのですが、今日行った作業内容は、午前中、木材と木材をネイルガンで繋ぎ合わせるという作業を主にやっていました。

積み上げると腰くらいの高さになりました

午後からは、シンクに15mmの板と1.5mmの化粧板を貼るという作業を行っていました。

前のスプレーを使って二枚の板をシンクに重ねてくっつけます

明日はお休みで、残り次の実習が最後となってしまいましたが、最後まで大きな怪我なく、ここで学んだことを普段の授業にうまく生かしたいと思いました。

あと一日ありますが、ありがとうございました。