はじめまして、

武庫川女子大学の生活環境学部 建築デザインコース 3回生のA.Kです。

8月16日から5日間インターンシップ生としてお世話になっています。

私は就職するのであればものづくりに関われる職業が良いなと以前から考えていたのですが、具体的にどういった現場でどう作っているのかあまりイメージがついていませんでした。なので、箭木木工所さんのインターンシップの受け入れを見つけ、申し込みさせていただきました。

今回のインターンシップでさせて頂いた作業は主に二つでした。

一つ目は、「箱」の製作です。「箱」は布の強度の検査に使われるもので、毎日少しづつ形になっていくのが楽しみな作業でした。(▼蓋のない状態の箱)

組み立てた箱

二つ目はシンクの裏に板を貼り付ける作業です。計測することから専用の機械で切断し、ボンドで張り付けるところまで自分で考えながら作業させて頂きました。(▼左:昇降盤 右:作業していたシンク)

横引昇降盤 ステンレス製シンクの裏張り

個人的に苦戦したのがタッカーやフィニッシュという機械の操作でした。今まで使ったことが無く、空気のチューブに繋げる初歩の初歩から躓きました。音も大きく緊張しきっていたのですが、職場の方や他のインターンシップ生にもフォローして頂き、数日後には無事に使うことができるようになりました。(▼左:フィニッシュ 右:タッカー)

エア工具たち フィニッシュとタッカー

最後に、箭木木工所さんのインターンシップはとても楽しかったです。参加する前は、作業が実際の製品には関わりのない部分になるのだろうと思っていたのですが、一日目から「箱」の製作に参加することができ感激しました。私は機械に不慣れで、計測にも時間が掛かってしまい、テキパキと作業を進めていらっしゃる姿を見て、職人さんはやはりかっこいいなと感じました。また、作業以外の部分でも材料の特徴や仕事の事例、社会に出るうえで説明する力「コミュニケーション力」が大切なこと等、様々なことを学ばせて頂きました。5日間と短い期間でしたがとても濃密な時間を過ごすことが出来ました。

5日間、本当にありがとうございました。