今回、8/17~8/27の9日間箭木木工所のインターンシップをさせて頂いている摂南大学の長浜春菜です。
家具について見たり考えたりすることが好きなのですが、どのようにして作られるのかは殆ど知らなかったのでこのインターンシップで少しでも知れればと思い参加させて頂きました。

私の場合は既にインターンシップに参加していた他の学生さんの作業の続きから始まったので、最初から取り組めたものは無いのですが、それでも十分多くの貴重な経験をさせていただきました。

完成した実験箱 実験箱中側

製作途中のパネル

 

私がさせてもらったのは主にこの2つの製作でした。
黒い箱(実験箱)は外側と中側の隙間埋めと蓋の製作
白いパネルは横の部分にメラニンという素材の貼り付け、写真の機械(エッジトリーマ)での余分な部分の切り取り、ヤスリがけや汚れの拭き取りの仕上げ作業を行いました。

曲面倣いエッジトリーマー

同じ作業の繰り返しだったりするのですが、そのなかで効率よくするためのにどの様にしたらいいか、後になって前の作業でもっとこうすればよかった等色々考えることがあり、また今後の課題にもなりそうです。

使ったことのない様々な機械を見て、使うことができ本当にいい経験となりました。特に白いパネルには等間隔に小さな穴が沢山開いているのですが、そのための機械CNCルーターは他にもこのような溝を彫るなど様々のことに使えるそうです。またレーザー加工で直接木材に模様をつけたりする機械などすごい機械がたくさんありました。
ちなみに今回製作したパネルは携帯ショップの商品を掛けるために使われるそうです。

NCルーター    NCルーターの使用例

今は、使われなくなった樽をどのように再利用出来るかについて考えています。特徴のあるカーブを生かした物を考えたいのですがなかなか難しそうです.…
後、今日含め3日間この経験が今後大切な経験になるよう引き続き頑張っていきたいです。