インターンシップで知ったこと
初めまして、
大阪産業大学 デザイン工学科 建築・環境デザイン学科 3回生の田茂井悠悟です。
私は大学のインターンシップで株式会社箭木木工所さんを知り、
木工所とはどのようなところか知りたいと思い、9日間働かせていただきました。
9日間の間ではありましたが、様々な機械や木材に触れたことや、将来、社会人になるための知識や心得なども教えてもらい、
とても有り難い9日間になりました。
下は初めての作業です。
初めて触った機械 溝付き機です。 初めての作業です。
初めての機械は,溝付き機です。回っている刃に指が入るとすぐ切れてしまうような機械を触らせていただいたので、
とても良い経験でした。
初めての作業は、ナラ材3枚を木工用ボンドで綺麗に貼り合わせ、固定する作業でした。当時、私にとってはとても繊細な作業で、
この時の作業のずれが、後々響いてくるとは思いもしませんでした。
9日間体験した中で、個人的に苦戦した機械と楽しかった機械の2つを紹介します。
一番苦戦した機械 一番楽しかった機械
プレーナー ミニサンダー
プレーナー作業は1~2ミリ削るだけでもとても力が必要で、2~4人掛かりの作業でとても苦戦しました。
ミニサンダーは削れた後の触り心地がサラサラして、とても心地よかったです。
箭木木工所では、毎朝ラジオ体操をし、その後順番に3分間スピーチをするのですが、私の番では上手に話をすることができず、
まだ未熟だなと改めて思い知らされました。将来、社会人になるためには人とのコミュニケーションは必然であり、
「上手く話すことができないのは自分に自身がないことだ」と言われ、これから先、社会人になるためになにか一つ
目標を作らねばと改めて思いました。
将来の事、主にデザイナーのことについて話をして頂いた丹波さんに、私は様々なことを教えてもらいました。
大学では聞くことのなかった「天星尺」「くじら尺」は、昔、様々なところに使われていた尺寸法で、
その尺寸法をより深く知れば、大学ではより面白い作品ができ、将来、デザイナーをするのであれば、
新しい仕事が舞い降りるほどだと私は思い、この知識を持ち帰りどこかで活用したいと思いました。
ここ箭木木工所で知ったことはとても多く、将来何かを決断する際にきっと役に立つ良い判断材料だと思いました。
9日間ではありましたが、職業体験をさせていただきありがとうございました。
以上で終わります。