久しぶりに更新となります箭木です。

「暑くなってきたな~」と思っていたのも束の間、今度は「随分と涼しくなってきたな~」と感じる今日この頃。

毎年、夏が始まる頃から夏休み期間を利用した学生のインターンシップ生を沢山受け入れ、夏の終わる頃にインターンシップ生の受け入れも終わる。

約2か月という期間ですが、毎年過ぎてみるとあっという間で、夏が好きな私としては気温の低下とともに元気な学生たちもいなくなり寂しくも感じたりしております。

例年多い日には6~9人程度の学生がインターンシップ生として当社にお越しいただいているのですが、予定を組む際に「こんなに多くの学生の面倒を見ながら仕事はできるのだろうか」と不安になりますが、何とかなるものです(もちろん大変ではありますが・・・)。

ここ数年は「家具製造の仕事に関心があり、建築や内装を含めた業界で将来の就業を検討中もしくは悩み中の人」、なおかつ主に建築やデザイン系の学部生に対象を絞っていることもあって(他の学部・学科の人も少しいます)参加学生は皆さん熱心で、私達が学生から多くの学びを得ながら過ごさせていただいております。

学生と一緒に作業を行う

今年は台風21号が近畿を直撃し大阪も大変な被害が出ました。
当社も例外ではなく、9月4日の日中に経験をしたことがないくらい物凄い暴風が吹き荒れていました。

そんな中、天候が荒れる前に当社に到着していた電気屋さんや硝子屋さんが翌日の出荷に向けて作業を進めてくれました。

台風の中、頑張って作業を進めてくれる電気屋さん電気屋の親方も一緒に作業硝子屋さんも鏡の施工を頑張ってくれました

作業が終了しても会社から外に出れないくらいの状態が数時間続き当社にて暴風が収まるまで待機していただきましたが・・・。
当日は夕方以降すっかり天候は回復したのですが、鉄道各社が運行を見合わせており、出社していた学生は帰宅できない人もいて近くの友人宅に泊めてもらったりした人もいました。

当社も大きな庇(ひさし)が吹き飛んだ勢いで壁も破損し、雨風が工場内に吹き込んできて大変でした


☝応急処置にてベニヤを当てたが・・・。

 

庇の解体作業
☝翌朝、落下した庇の片付け作業(笑顔が素敵な当社のTさん)

 

破損した壁の応急処置
☝元大工のTさんに応急処置を施してもらいました。

 

想定を遥かに超える暴風で色々と大変でしたが、当社に関わる人で怪我人がでなかったことが不幸中の幸いでした

なお、今年はJICAの関係でアフリカのモザンビークから留学している学生も2週間の予定でインターンシップ生として参加していただいております。

モザンビーク出身のインターンシップ生
☝専門は農業とのことですが、自国でサイドビジネスとして家具製造の経営に関わっているらしく、熱心に取り組まれております。

 

外国人インターンシップ生も受け入れております
☝インドネシア出身でイスラム教徒の女学生もお越しいただきました。

 

このように当社は台風にも負けず、男女国籍を問わずインターンシップ生を受けておりますので、関心のある方は就職のことも含めて随時お問い合わせください