インターシップを通して
こんにちは!!
成安造形大学芸術学科3年生の小原と申します。
私は8 月24から10日間、この箭木木工所さんでお世話になりました。
作業としては、木箱の枠組みから面取りまでと、什器の金具の取付や配達、資材の買い出しなどをお手伝いしました。
木箱の作業は単調なものが多く、初めて作業した時は何を作っていて、どこに気を付けないといけないか、
わからずに作業をしていましたが、次の段階になって「ここに気を付けて作業すれば…!」
「ここはあんまり気にしないでもいい部分なのか」と重要な部分とそうでない部分がわかり
一つひとつの作業が積み重なっていることに加え、
それを踏まえて作業すればもっと上手く出来たのではないのかと感じました。
▲パネルソーでカットされた木箱の側板
最終的には底板と側板と天板を合わせて箱になるのですが、タイミング悪く組み立て作業が出来ませんでした。
完成品は見ましたが、完成する過程まで見届けたかったです…!
また普段触ることのない機械にも触れ、良い経験になりました。
実際に作業をしたのはパネルソーだけですが、他にも色々な機械の使い方を教わりました。
10日間のうち4日間は塗装屋さんでお世話になりました。
基本的には仕上げ塗りの下準備のための作業がほとんどでした。
しかし、塗装部分以外の保護や下塗りなど、大学で絵を学んでいる身としては
作業的に似ている部分も多くあり、楽しかったです。
▲棚の下塗り作業
箭木木工所でも塗装屋さんでも完成品に近づくにつれて自主制作では感じることのない
”商品”が完成する感動と、失敗してしまったら…という緊張感ありました。
また、最終段階まで見据えて作業する意識や報告や連絡の重要性など
仕事としての姿勢も学ぶことが出来、貴重な10日間となりました。
ありがとうございました!