8月1日から10日間、インターンシップでお世話になっている、帝塚山大学・法学部の日野柚稀です。

私は現在法学部ですが、小さい頃から何かを作ることが好きだったことと、高校がモノづくりの学校だったこともあって、この箭木木工所さんでインターンシップに参加させていただいています。

ここでは、たくさんの経験をさせていただいています。

まず初日に教えていただいたのは、今後1日の中で絶対に1回は利用する「カプラ」への繋ぎ方、外し方です。

タッカーを使うにも、エアーを使うにも、このカプラにきちんと繋げないと意味がありません。

簡単そうに見えて実は難しく、最初はなかなか繋げず、「これから大丈夫かな」と不安になりましたが、何回も使うものなので、今では繋いだり、外したりが最初より出来るようになりました。

 エアガン

昼食後の掃除では窓拭きをしたのですが、木の粉が固まってしまってなかなか取れなかったり、大変でした。

そんな頑固な汚れにエアーを吹きかけたり、がんばって擦っていくうちにだんだん汚れが落ち始め、一通り綺麗になった窓枠を見るとすごい達成感がありました。

窓掃除 窓拭き

別の日には職人さん達のお手伝いをさせていただき、「やってみる?」と言ってくださったので、パネルソーでのカットもさせていただきました。

私の高校にもいくつか同じような機械が置いていましたが、「危ないから」という理由から、1回ほどしか触ったことがなかったり、全く触ったことのなかった機械を操作することができて、すごく嬉しかったです。

でも、耐熱ノリをスプレーしたり、ボンドを塗ったり、プレス機で圧迫したりと、それまでの工程もたくさんあるので、嬉しさの反面、緊張と恐怖もありました。

二回ほど手伝わせていただいた、出来上がった棚の梱包作業の時、棚が重いのでほとんど同じインターン生の男の子達が運んでくれたり、高いところだと私では背伸びをしても見えないので代わりに見てくれたこともありました。なぜ自分はこんなに身長が低くて力が無いのかとやさぐれそうになるほど手伝えることが無く、申し訳ない気持ちになっていました。そんな私に、「こっち入れてくれる?」、「これ持って行って」と優しく指示してくださったので、それからは「今、ここで自分でも出来ることはなにか」と考え、動くようにしました。

私でも持てる重さのダンボールを運んだり、下に通しておかないといけないベルトを持ってきて通しておいたり、シールを貼ったり、出たゴミを集めたり・・・探せば自分にも出来ることはたくさんありました。

重たい物を運んだりなどは出来ませんでしたが、ちょっとダンボールに詰めるのとはまたスケールの違う梱包作業はとても楽しかったです。

他にも、ビスの仕分けや、片付け、切手張りなどの木を触ること以外の仕事もさせていただきました。

ビス色々 種類がいっぱい

私は自宅が遠いので、朝5時に起きています。なるべく早く就寝し朝5時に起きて、といった感じなので正直しんどいです。

でも、そのしんどさ以上の初トラックや、初機械操作、ビスとネジの違い、「イモネジ」について、など貴重な経験をさせてただいているので、参加して良かったと思っています。

もう残り、お盆休み後の3日間で10日間のインターンシップが終わります。

最後までがんばってやり遂げたいと思います。

ありがとうございました!

残り3日間よろしくお願いします!