はじめまして、 大阪産業大学 人間環境学部 生活環境学科 3回生の明田直樹です。

私は、8月28日~9月6日の9日間株式会社箭木木工所さんでインターンシップ学生としてお世話になりました。

私は、大学で主に住宅関係などを習っているのですが、前から家具にも興味があったので、家具はどのように作られているのか、どんな作業をしながら作っていくのかなどを自分自身の目でしっかり学びたいと思い、株式会社箭木木工所さんにインターンシップ学生として参加しました。

インターンシップに参加する前は、インターンシップ学生用の家具を作らせてもらうと思っていたのですが、そうではなく、東京の百貨店で販売される棚などを、職人の人と作業をやりながら造るということをやらせていただきました。作業内容は、板にメラミン化粧板を貼る作業や、ビスを揉む作業、ペーパーで角を削る作業、テーブルサンダーで板の表面を平らにする作業などをやらせていただき、他にも、普段なかなか使うことができない機械などを使わせてもらい、大変貴重な体験をやらせていただきました。そして作業をしながら感じたことは、自分たちが今棚のどこの部分を作っているのか、どこの作業をどのように行っているのかを理解しながら造るということが大事だと実感しました。また家具を造るにあたってただ図面通りに造っていくのではなく、どのように工夫したら良い商品ができるのか、どのようにしたらお客様が喜べる商品ができるのかを常に考えるということが、良い商品を生み出すんだとものすごく実感しました。お客様の立場を考えながら作業すると、これでは満足できない、もっと綺麗にしないといけないと思えるようになり、細かいところなどにも目がいくようになりました。常に考えて行動し、細かいところにも気づき、お客様の立場になって造るということが、お客様の求めている以上の商品を生み出すと勉強になりました。

また機械の名称と特徴、木材の種類や特徴、他の建築関係の仕事の裏事情などといったことも教えていただいたので非常にたくさんのことを得る事ができました。

下の写真は実際にやらせていただいた作業風景です。

メラミン化粧板を貼る作業

メラミン化粧板を貼る前

完成した棚

昼食タイム

 

 

私はこの9日間のインターンシップで、学校や資料だけでは得ることができないたくさんのことを学ぶことができました。他の大学のインターンシップ学生もいたので話してみると、同じ建築を習っていても学校でしていることは全然違ったし、同じ3回生でも色々な国に行って様々な文化を見ている人もいたので、自分自身がやっていることと全然違うことが色々聞けて面白かったし、色んな話を聞くことで自分自身の考え方や物の見方などが狭かったということがわかりました。他のインターンシップ学生からも学ぶものがたくさんあり、良い刺激を受けたので、もっと幅広く色々なことにチャレンジし、この経験を今後の就職活動にも活かせていきたいと思います。

9日間ありがとうございました。