こんにちは、大阪芸術大学  芸術学部  デザイン学科  プロダクトデザインコース  3回生の松本 陸です。

 

私は8月27日~9月1日の6日間 箭木木工所さんのインターンシップに参加して、他人がデザインしたモノを図面を頼りに制作していく過程を体験し、職人さんの気持ちがわかる6日間をおくることができ図面を改めてミスなく書けるようにならなければ、多くの制作に関わる方に迷惑をかけてしまうこと実感しました。

 

私の体験した仕事は木材を切断したり、加工したりしましたがその中の6分の5がメラニン化粧板をひたすら組まれた木材に貼るという作業で、見栄えの最終の過程だったのでミスすることが許されず、また全てのモノを同じクオリティーで仕上げることが大変で苦戦しました。

作業の合間には社長が木工業界のことや、機械の加工方法、木材の種類や特徴、知識を教えてくださり私の知識が一段と上がりました。

 

そして職人さんをサポートしていく中で、わたしが憧れていたThe 職人と思えるポイントがいくつもありましたので2点紹介したいと思います。

  • 1点目は、制作技術の高さです。誰もが職人なら当たり前と思うようなことでも、実際にその技術を目に焼き付けて見ると簡単に語れるような作業内容ではなかったです。加工した1つ1つにどれほどの正確さが必要なのか、またそれを一発で仕上げる感覚をどれほどの年月をかけて築き上げたか、あこがれの気持ちで一杯になりました。

 

  • 2点目は、何かミスが発覚した時の職人さんの修正の早さです。長年培った技術と経験からくる対応力は、学生である私にはまだまだ及びませんでした。

 

今回この2点を職人さんのサポートを行いながら見させていただけてすごく勉強になり、今年の11月に光画部という大学のクラブで展示会を企画しており、フレーム状の家を木材で作り写真の展示を行う予定なのですが制作方法が頭になかなか浮かばなく、悩んでいたのですが今回の体験した作業を応用したらすぐに作れそうで本当にインターンシップに参加してよかったです。

 

 

インターンシップを共に行ったメンバーとも最後はワイワイおしゃべりや、各々の知識を共有しあい充実した6日間を送ることができました。またこの6日間はスマートフォンよりメラミン化粧板を触ることが多かったので、今後触れなくなることが少し寂しいです。

今回のインターンシップで学んだ経験や、知識を活かし、今後の就職活動に専念したいと思います。職人 スライドレール 付けるインターンシップ学生 作業 風景メラニン化粧板 押さえる ローラー 角度 90度 コツインターンシップ 共にした メンバー 昼食中

箭木木工所さん本当にお世話になり、ありがとうございました。