こんにちは。大阪工業大学、ロボティクス&デザイン工学部、空間デザイン学科のMです。

私は人体寸法や人間工学に興味があり、人が使うときにどのように設計をしたら使いやすいかを意識して設計をしていました。

しかし、実際に家具を作ってみたことがないため、平均的な座高から椅子の高さを設定してみても本当に座りやすくなっているのか、使いやすくなっているのかを確かめることができませんでした。また、インテリアを考えるときに家具をどうやって作っているのかを、今まで詳しく知りませんでした。

そこでオーダーで家具を作っている箭木木工所さんのインターンで、図面から家具を作る際に何を考えて作っているのかを知りたいと思い参加させていただきました。

クローゼットの引き出しの制作に関わらせて頂いた際に、図面に書かれている寸法よりも少し小さく作ることで空白を作り、レールによって引き出しが左右に振れてしまっても、引き出しやすくするという工夫をしていることを知り、家具を使う人の動作を考え作っていくことの面白さを感じました。

 

自由課題では、ノートパソコンスタンドを作りました。これは家でzoomやGoogle meetを行う時にノートパソコンのカメラの位置が低く、上手く映らなかったことや、パソコンの上に資料を置いてしまい、すぐに本体が熱をもってしまうことがあったので、このスタンドを作ろうと思いました。

 

 

今回のインターンでは、目的である実際に作ってみることでしか得られない家具に対する知識や経験を得ることができ、参加してよかったと心から思いました。

お忙しい中様々なことを教えていただきありがとうございました。