こんにちは、9月8日~9月18日までの10日間インターンシップに参加させて頂きました 大阪産業大学 工学部 機械工学科 白石貴士です。
私自身もの造りが好きで製作する側の人間になりたいと考えているのですが、実際にもの造りをする機会があまりなく作る難しさや工具の扱いなどが分かっていないので体験という形で学ばさせていただきました。
初日は9月14日までに納品予定のキャスター付きラックの製作のために、材料の切断、加工および木材の貼り合わせを行いました。機械の扱い方などを丁寧に指導していただき問題なく作業を行うことができましたが、木材の貼り合わせの時、張り合わせに使うゴム糊を落としてしまい自分の服と地面ににぶちまけるというハプニングが起こり大変な初日となってしまいました。2日目は加工した木材の組み立て作業でした。私は電動ドライバーでビス止めを担当していました。初めは打つのに時間が掛かりミスもしていました。そのミスのせいで修理の作業などを増やしてしまい迷惑を掛けてしまいました。後半から時間を掛けずにスムーズに出来るようになり1日で電動ドライバーの扱いに慣れました。3日目は組み立てたラックの修正、底板の付けとトリマという工具での角の面取りを行いました。4日目、5日目はキャスター付きラックの細かな凹凸の削り、汚れ取り、ラックの外枠の取り付けを行いました。1日休日を挟み6日目で完成品の積み込み、納品を行いました。トラックに積み込みの時、置き方を考えながら積み込んだので難しかったです。その後、トラックに乗り込み納品しに向かったのですがスムーズに作業が進みませんでしたがどうにか納品でき本当に良かったと思いました。7日目は実験用小箱の製作でした。これは他のインターンシップ生が製作していたので教えてもらいながら製作しました。8日目、9日目は近所の塗装屋さんに行かせてもらい、ウレタン塗装の養生、染色塗装の下準備の作業をしました。また塗装方法や色の種類などといった知識も教えて頂き、自分の知らないことが多く勉強になりました。10日目は実験用小箱の枠部分の部品製作、木材在庫の整理を行いました。
⇑製作中のキャスター付きラック⇑
この10日間を振り返りかえると、時間があっという間に過ぎ驚きました。この短い間で製品の製作から納品までの貴重な経験、塗装技術などを学び、大学では学ぶことのできない経験をすることができました。またこの経験のおかげで、製作に使う機械や電動ドライバーの扱いに慣れ経験だけではなく技術面でも多くのことを学ばせて頂きました。今後この経験を就職活動に活かして行きたいと考えています。
最後に、箭木木工所の方々のおかげで多くのことを学ばせてもらいました。時には失敗や迷惑を掛けてしまい余計なコストや手間を掛けてしまうことがありましたが、最後まで本当にお世話になりました。短い間でしたがありがとうございました。