はじめまして、産業技術短期大学 ものづくり創造工学科 1回生の瀬野魁夢です。

私は今回大学からのインターンシップで8月27日~31日の5日間この箭木木工所で働かせてもらいました。私は、大学はでは主に金属の加工をしていたので木工とはどういう物か、また色々なものの作り方を知って創造力を高るためにインターンシップに参加しました。他にも5人のインターンシップ学生がいて交流もできました。その中には留学生もいました。朝に3分間スピーチがあり、学生の色々な体験や考え方も知れました。下の画像はインターンシップ学生の作業の様子です。

「速乾ボンド」を板につけています。この板を貼り付ける作業をしています。  木目のテープを貼り付けています。その後は手前の瓶の中のシンナーで汚れをとります。

 

私達は主に、実際に店で商品として販売される棚の一部を作りました。これから作る物として図面やカタログを拝見したときは、間違えて他の方に迷惑をかけないようにと責任を感じていました。慣れていないことや絶対に間違えないようにしていたのもあって私は作業を進めるのが遅かったです。限られた時間内に仕事を完遂することはとても難しいことだと感じました。下の画像は平台で、この中に私達が加工した木材も使われています。自分の作業の成果が見えてくると達成感を感じ、さらに気合が入りました。

もう少しで完成しそうな平台

 

仕事が終わると学生は皆ヘトヘトになっていました。周囲の疲れた様子も見えずに作業している箭木木工所の方々を見たときは私達の体力のなさを実感しました。また、アイス等の差し入れもいただきました。大変な作業の後に食べたアイスの味は格別でした。

今回のインターンシップでは、木工のことや仕事とはどういうものなのかを学べました。「自分から積極的に仕事を見つける」、「言われたことだけをするのではなく、時には作業の間違いを指摘するまで作業を理解しておいて、考えて行動する」等と仕事の経験がないことでの至らないことまで指摘してくださりました。さらに仕事が終了しているのに作業機械や木材のこと、建築の際の豆知識を遅くまでご教授してもらい貴重な経験となりました。暑い中5日間本当にありがとうございました。

最後に、インターンシップをどこにするか悩んでいる方。この箭木木工所では専門的な機械を使い作業したり、売りに出す商品を制作できたりします。その過程で社会の勉強や交流によるコミュニケーションの向上が狙えます。更に従業員のかたも優しく、ときに厳しく接してくれます。将来木工や建築の仕事、デザイナーになりたい方、自分のやりたいことが分からない方は箭木木工所がおすすめです。ここでの経験は必ずあなた糧になります。