こんにちは。スタッフ木村です。

少し前の話ですが、京セラ名誉会長 稲盛和夫さんのお話を聞きに行ってきました。

そんな偉い方のお話、私にわかるんだろうか?難しくて理解出来ないのでは??と

あまり期待せずに行ったのですが、とても素晴らしい講義でした。

4650名もの応募があり、朝の7時から並んで席を取った人もいたようです。

本会場は満員で、私はモニタールームでお話を聞かせて頂きました。

「人は何のために生きるのか」をテーマに稲森さんはこれまでの人生と経営者としての

苦難や葛藤を語られましたが、苦難や災難に出会った時の心構えが素晴らしいと思いました。

人生における試練について感謝の心で受け止める。

不平・不満を言うのではなく努力する勇気を持つ。

その時、どのように対処したかによって人生は変化していくのだといった内容でした。

当たり前のことのようですが、傲慢な自分の心に改めて気付かされたような気がしました。

「利他の心」という言葉が何度かお話の中に出てくるのですが、他のために尽くすという意味の言葉です。

日常生活でも仕事でもそうですが、忙しく結果ばかりに目がいくとついつい自分のことばかりを優先してしまいがちです。

今の自分のやり方と照らしあわせてみても、気持ちの持ち方で改善できる部分があることを身をもって感じました。

最後には、稲森さん自身がわざわざ本会場からモニタールームまでお礼の言葉を告げに来て下さり、とても感動しました。

ビジネスマンの中にも涙を流しておられる方もいて、本当に影響力のある素晴らしい人だなと感じました。

「善きことを想い、善きことを行っていけば人生は好転する」

この日の事を忘れずにいたいなと思います。